呉服・和装・印伝 山森呉服店掲示板

お陰様で創業106周年。店主エッセイが多いかな。

甑(こしき)

昨日のこと、郷土史の本を読んでいてまた一つ言葉・字を学んだ。
(こしき)である。以下、デジタル大辞林から。

弥生時代以降、米・豆などを蒸すのに用いた道具。
底に数個の湯気を通す小穴を開けた深鉢形の土器。湯釜の上にのせて用いる。
奈良時代頃から木製も現れた。後に円形・方形の木製の蒸籠(せいろう)にとって代わられた。


甑島(薩摩半島西方沖)や甑岳(山形県村山市他)など、
「変わった字、変わった音だな」と子供の頃から感じながら、全く調べずにいた。

星の数ほどある知らない字・言葉を、あとどれくらい覚えられるかな。



  1. 2016/08/21(日) 06:24:08|
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記憶喪失

CIMG0509.jpg


先日、娘の偉業達成のご褒美に行ったレストランで、帰り際に頂いてきたサービス券。
「マリアージュ」ってなんだっけ?
調べると

マリアージュ
① 結婚。結婚式。結婚生活。
② 組み合わせ。特にフランス料理などで,料理とワインの組み合わせや,その相性がよい場合に用いられる。
大辞林 第三版


そうか。この場合は②だろう。英語とほぼ同じなのにわからないとは。
とはいえ、「結婚」まではわかったとしても「組合せ」までは絶対頭に浮かばない。

そしてもう一つ。サービス券に添えられていたお品書き。

CIMG0510 - コピー


たまたま読むことだけはできた。今は無き銀座プランタンのお蔭だ。
で、「プランタン」ってなんだっけ?
また調べる。

プランタン

デジタル大辞泉


ははー!春かい!



誠にお恥かしい話だが正直に書く。学生時代、第二外国語に仏語を選んでいたのだ。
あれから30数年。無残という他ない。




  1. 2016/04/19(火) 19:09:09|
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直木賞

昨年、著者の又吉氏と共に大いに騒がれた芥川賞受賞作品の「火花」。
妻がいち早く買ってきたので、彼女が読み終えるのを待っていた。

が、年が明けてもまだ読み終えていないという。私はいつになったら読めるのか。
なんでそんなに度外れて読むのが遅いのか。理解に苦しむ。

さて、「芥川賞」は間違いなく芥川龍之介氏を記念した新人賞であろう。
それも、純文学作品が選考の対象になると聞いている。

そしてそれと並び称される直木賞は大衆文学が選考対象と聞いている。
いずれも利口な友人が教えてくれた。

ところが、私は浅学にして直木賞の名前の由来を全く知らない。
子供の頃から耳にしている賞なのに、それを調べようとしたこともない。
この齢になって恥じ入るばかりだ。

調べた。

作家、直木三十五(さんじゅうご)を記念した大衆文学の新人賞正式名は直木三十五賞
直木の友人菊池寛の発案で、昭和10年に芥川賞と同時に発足。以下云々。


直木三十五。全く知らない。初めて聞いた。ショックだ。
それで「読書が好き」などとほざいているんだからおめでたいという他無い。

このままでは、きっとほとんど何も知らずに一生を終えるものと予想される。
不勉強は恐ろしい。なまんだぶなまんだぶ。




  1. 2016/01/19(火) 16:39:03|
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冬至2015

きのうは冬至。
皆様ご存知の通り、冬至とは太陽の位置が1年で最も低く、昼の時間が1年で最も短い日ですね。

ものの本を読むと、この日を境に太陽が再び高く上がっていくため、
一陽来復(いちようらいふく:陰が極まり再び陽に戻っていく)といって縁起をかつのだそうで。

また冬至になぜ「かぼちゃ」を食べるかというと、「ん」の付く物を食べると「運」を呼び込み
かぼちゃは「南瓜(なんきん)」と「ん」が付いており、冬場の栄養の高い食物だからとか。

毎朝一番に起き出し、薪ストーブに火を入れる頃は真っ暗の日々。
あまり気持ちのいいものではない。

私は昔から冬至が来ると、「明日から少しずつ陽が伸びていくんだ」と、少し嬉しくなります。
避けられない冬が一段階進んだようで。



しかし「冬至冬中冬初め」(とうじふゆなかふゆはじめ)。
寒さはこれからが本番。
12月下旬というに寒河江の町は異例にまだ一度も白くなっていないけれど、いずれ間もなく・・・

何かと気忙しい年末。
皆様も風邪などお召しになられぬよう、毎日お元気でお過ごし下さい。


CIMG0286.jpg



  1. 2015/12/23(水) 10:38:43|
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漢字の勉強

ひざまずく。
↑漢字で書けますか?

跪く なんですね。
「立ったままでは危ない危ない。膝を付こう」なんて覚えればいいのかな。

私はダメでした。「足扁」に「質」だったかな?なんて考えてました。
(後記:そりゃ「つまずく」だ)

さて問題です。
「うずくまる」
書けますか?

















蹲る
なんですね。全く知らなかった。
この字はどうやって覚えればいいんだろう。

この国に生まれ、56年生きてこの有様。
いや、のびしろがたっぷりあるということで。





  1. 2015/12/07(月) 20:33:21|
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莫大小

ばくだいしょう?

さて皆さん、「莫大小」。なんと読んでどんな意味でしょう。
私は呉服屋なのでたまたま知ってました。

ヒントになるかどうか・・・
ヒント1. 呉服屋だから知っていた
ヒント2. 「莫」は英語で言えばnot。否定ですね。
      ということは・・・
      「大小がない」

さあ、ピンときた方もいらっしゃるのでは?

「答えは次回」、なんて焦らしません。
マウスでチョチョッとやれば一瞬にして検索できる時代ですからね。





莫大小⇒メリヤス と読みます。
若い方はピンと来ないでしょうか?今は「ニット」といわないと通じないかもしれませんね。

靴下や肌着など、伸縮する布を見たことが無かった昔の人は驚き、
莫大小(大小が無い)!と名付けたんでしょうね。


さて「莫」が入った難読熟語を一つ宿題にしましょうか。

遮莫。なんと読んでどういう意味か。

ご存知の方はさすが! 素晴らしい!
たまたままだご存知でなかった方はどうぞお調べ下さい。

では今夜はさいなら。
(いや、「チョチョッと検索」で宿題にもならないか)







  1. 2015/06/29(月) 20:51:54|
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Destination+御礼

山形での東北六魂祭も無事かつ盛況に終わり、久しぶりの当カテまいります。

今日はDestination(デスティネイション)。

わが県が昨年あたりから「山形デスティネイション・キャンペーン」なるものに一生懸命に取り組んでいる。
「その《ですてねーしょん》って何だべ?」というのがこの記事の発端である。

ジーニアス英和辞典によると
名詞 : ①目的地、行先  ②(商)運送先、仕向(しむけ)地

ははあ、つまり本県のキャンペーンっていうのは「通過でなく、本県を単独の目的地として来てけろ」ということか。
了解了解。


昔々、Star wars の「帝国の逆襲」だったかなあ。
ターミネーターでシュワちゃんが言った、「I’ll be back」と並んで強烈に記憶に残っている、
ベイダー卿がルーク・スカイウォーカーをやっつけている時に言った、
「Into darkside. It’s your destiny.」のdestiny(運命・宿命)の関連語かと思っていたが・・・

そういや後者も名詞だから関係無いんだよなあ。





御礼

本記事が拙ブログの4000目の記事となります。
皆様の毎度のご訪問に心から御礼申し上げます。

とりわけ拍手・コメントを下さる皆様には重ねて厚く御礼申し上げます。
続いているのは実に皆様のお蔭です。ここまでくれば最早アクセス数の多寡など二の次。








  1. 2014/05/26(月) 21:34:59|
  2. 山森小辞海
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披瀝と披露

山本五十六さんの息子、義正氏の「山本五十六」を読んでいて目についた言葉「披瀝(ひれき)」。

多分それと似たような意味かと思っている言葉に「披露(ひろう)」がある。
自分はこの二つの言葉を正確に使い分ける知識を持っていない。

で、今日の小辞海はこの二つ。では行ってみよう。

まずは「披瀝」。
披(ひら)き瀝(そそ)ぐ意
心中の考えを包み隠さず打ち明けること
「真情を―する」


ははあ。次に「披露」。
披(ひら)き露(あらわ)す意
①文書などをひらきあらわして見せること
②事実を告げ知らせること。報告すること
③世間に広く発表すること。ひろめ。
「結婚―」「とっておきの話を―する」


ふうむ・・・
やはり似ている。
強いて言えば披瀝がミクロかつプライベートであり、披瀝がマクロでオフィシャルか。

うーむ、言葉は難しい。また、ずっと覚えていられるか自信が無い。









  1. 2014/04/08(火) 19:54:00|
  2. 山森小辞海
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アウトレット

小辞海第3弾。今日は「アウトレット(outlet)」。


①出口、放出口
②メーカーや卸業者が在庫品などを処分するため、倉庫や直営店で価格を下げて販売すること。
 また、そのように販売される商品。



ははあそうでしたか。①しか知らなかった。
というか、②を薄々感じながら長年過ごしてきたが「使われ方」に今一つ納得していなかったのだ。

「メーカーや卸」というが、それもあろうが、現状は「小売業者」主体のアウトレットが少なくないのではないか。
また、「在庫処分」が本来の目的なのだろうが、実はそうではなく、
最初から「アウトレットのり」を利用して企画・生産・販売されることが常態化していないか。

ま、確認できたので満足。はい。よくわかりました。



山森の戯言。
卸・小売に負けずに消費者も賢くなるしかない。一言でいえば「見抜く」こと。





  1. 2014/03/21(金) 17:52:43|
  2. 山森小辞海
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香具師

小辞海第二弾。
今日は「香具師(やし)」。

読みはなぜか辛うじて知っていたが意味を知らなかった。

祭礼や縁日などに露店を出して、見世物などの興行をする人。
また、露天商の場所割などをし、世話をする人。てきや。


ははあ。そうでしたか。

辞書によっては更に詳細な説明がなされているものもあり、ちょっとだけ紹介すると

薬師の「く」が省略されて「やし」になったとの説もある。
「野師」・「野士」と書くこともある。
聖徳太子の二子が源とも。


ふーん。

で、大抵の辞書は大同小異なのだが、ドカーンとこんなのもあった。

「香具師(かぐし)」
香具(かぐ)を作る人。


おいおい。

では香具とは? 香炉とかかい? と思って調べてみると、

「香具」
沈香(じんこう)、麝香(じゃこう)などの香木や薫物(たきもの)、におい袋など。


ハードではなくソフトの方なのでした。

うーん、今日は一語で二つ勉強になった。






  1. 2014/02/25(火) 16:47:08|
  2. 山森小辞海
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佐藤達也 四代目店主

Author:佐藤達也 四代目店主
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