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お陰様で創業107周年。掲示とエッセイ

さすが伊達!米沢舘山城

奥州藤原氏流れの新田氏が築城し、福島から来た伊達氏が拡張整備し、その後減封入部した上杉が破却したといわれる米沢舘山城を初めて訪れた。

典型的な丘陵舌状先端部利用の城郭だ。
定石の、大堀切での後方山地との遮断。

城址の整備と案内・説明は親切の極み。100点!
そして驚きの遺構の数々が・・・

完璧な構成の枡形虎口、大きな切石を使った石垣、大規模な土塁、深く幅広い堀切、高々とした物見台、はっきりした帯曲輪、曲輪と曲輪をつなぐ土橋。
こんな立派な虎口は、山城で見るのは初めてである。すごい!

興奮!思わず嘆声をあげながら見学したのは、多分大蔵村の清水城以来かも。
登山は楽です。デブでも息を切らさず10分あればOK。駐車場もあり。

舘山縄張図 - コピー

舘山虎口 舘山遠望

通りすがりに「ちょいと」ではなく、すっかり装備してもう一度ゆっくり行きたい。
ここはすごい!


  1. 2018/07/09(月) 22:03:00|
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山家(やんべ)城

6月24日(日)午後、初訪問。
山形市北郊、家から30分もあれば着く、いつかは訪れるつもりでいた身近な城址だ。

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↑ご覧の通りの手軽な登山である。ゆっくり登ればデブでも息は弾まない。
案内板に白く書かれた道を行きつく所まで行ってまた戻ってくるわけだが、40分もあればOKだろう。

奥羽山脈から西に飛び出し、住宅や道路に全周を囲まれた独立丘陵なので、熊さんや猪さんに逢う確率は少ないだろう。
しかし、案内板の説明文は驚くほどシンプルで、これで全て。もう少し何とか。

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↑登り始めは見通しがいい。
地元の方々のご厚意なのか、登山道はきれいに草が刈り払われており、実に気持ちよく登れる。
夏の城址登山でこれくらい恵まれていることはそうない。ありがとうございます。

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↑登り始めると間もなく見える風景。
小曲輪や帯曲輪に見えなくもない地形だが、後世の改変なのかどうか。

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↑有力国人領主だった山家(やんべ)氏だが、最上家の始祖斯波兼頼が羽州探題として山形に入部すると、間もなく臣従したとのこと。
斯波氏はきっと、最初から強力な存在だったのだろう。
主従関係はその後、最上家改易まで双方十代以上にわたって延々と続く。

57万石の天下の大大名最上義光(よしあき)が亡くなると、当時の城主山家河内守は他の三人の家臣たちと共に殉死。
壮烈という他ない。ここからはその大殿の居城山形城がよく見える。

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↑さて、更に登り続けると間もなく森に入る。
道は落ち葉でびっしり覆われているが、やはりどこまで行ってもきれいに草が払われている。

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↑途中、素人でも明らかに曲輪とわかる場所もあった。

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↑登山中ただ一か所、北の眺望が開ける場所があった。大村山平野の北方が丸見え。葉山(左)や天童城(矢印)も。

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↑さて、登山十数分で主郭(本丸)に到達。対して広くない主郭の相当部分を占める、櫓台跡ではないかと思える高まりがあった。
登ってみると、僅かな平地に国土地理院の三角点があった。
さあそこからさらに数分進み、遂に二の丸とその石垣に到達。山家城最大の見所です。ご覧下さい。↓

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↑以上が二の丸直下の一段目石垣。左からと正面の順で撮影。

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↑そのすぐ下の二段目。更にその下に三段目があるというのだが、足場があまりに急峻で諦める。
もっと西には三の丸があるというが道はここまで。十分に満足して引き返す。
熊はおろか蛇にも会わなかったが、半分くらい下った所で体力づくり風の登りのおじさんとすれ違い挨拶。


ここで生意気な素人所感を少し。
行けない三の丸は何とも言えないが、この目で見てきた本丸・二の丸は案内板にも「丸」と書いてあるが、
「丸」と呼ぶにはちと小規模すぎるのではないか。

二の丸に至っては「尾根道」としか言えないような狭さで、とても「兵力」と言えるような人数を容れるキャパは無い。
しかしその小さな場所を、わざわざ三段もの石垣を積んで確保したのだから、何か素人にはわからない理由があるのかもしれない。
「丸」というよりは精々「曲輪」とか「郭」 と表現した方がいいような気がした。

この城は大規模ではあるけれども、有事の際だけに立て籠もる所謂「詰め城」ではなかったか。
「本丸」にあった地面の高まりを、ある先達はWEB上で「天守台」と言っておられたが、
居住性(地面の狭さ)を考えると、「櫓(やぐら)台」程度なのではないか。

そういえば天童古城本丸の櫓台もこれくらいの面積だった。
だから城主や家臣たちの常の居館は山上ではなく、麓に置かれていたのではないか。
素人の小生の感想は、実際に現地に行って頂くと「そうかもな」と思って頂けるかもしれません。


山家城、手軽に、しかも快適に見学できてお薦めです。
登山口には車数台分の砕石敷の駐車場もあり、登山道の草は払われており(私が行った時は)、
見晴らし台にはベンチも置かれており、なかなかこんな親切な山城はない。




 
  1. 2018/06/26(火) 16:00:50|
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城・楯訪問2018前半

備忘録。

1.川前楯(大石田町)
  初訪。早春残雪のため入口で終わり。訪問というより未遂。
  早期に再訪を果たしたい。

2.角館古城(秋田県)
 GW下北半島ツーの帰りに初訪問。
 縄張図を見て、すごく複雑な大手虎口に期待して行ったのだが、草生し、あまりに未整備・不案内でわけわからずがっかり。
 わが県新庄藩初代藩主戸沢政盛さんの代々の居城なんだが。

3.長谷堂城(山形市)
 今月。三度目の訪問。皆様ご存知、関ヶ原合戦と同時(1600年・慶長5年)の、
 攻め手上杉直江兼続軍と、わが最上義光軍+伊達政宗援軍の大戦の舞台となった城。
 縄張図を手に行ったため、よくわかった。
 駐車場・案内板・登山道・草刈り、総合的に整備抜群。

4.白岩(しらいわ)城 稲荷山楯(寒河江市)
 地元なのに初訪。未整備の極みで踏査困難。最初の削平地点まで登ったが、草生して周囲はわけわからず下山。
 登り口からすぐの所に大江白岩氏代々の墓地があり驚く。

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あとどこか忘れていないだろうか。今の所、今年に入ってからはたったこれだけだ。
野暮用が続き、なかなか思うように各地を訪問できない。
だが、今年も更に何カ所か必ず行く。県内の多くの城址・楯跡が待っている。



 
  1. 2018/06/18(月) 21:03:17|
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ありがとうミラ

人は人も愛するがモノ・道具をもこよなく愛する。
服、ペン、靴、時計、食器、家具、オーディオ、バイク・・・
そしてクルマも。

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平成19年師走、新車で購入以来10年と半年。
普通車・軽自動車合わせ、これまで10数台乗っ(所有し)てきたが、これほど好きでこれほど長く乗った車はかつてない。

まずまずの低燃費、充実した装備、活発な走り、優れた経済性。
更には故障の少なさと圧倒的な室内の広さ。

40代に乗った2,500ccのスバルレガシイランカスターよりも好きだったと言って過言ではない。
軽自動車でも楽勝で東京往復が出来ることを初めて教えてくれたのもこの車だった。

だがとうとう別れの日が来た。
ボディーは傷だらけ、錆だらけ、フロントガラスには飛び石によるヒビ。
ロッドアンテナは折れて無くなり、シートは破れ、CDプレーヤーにはCDが入らなくなり、
毎日始動からしばらくはキュルキュル泣き声が聞こえ、ブレーキを踏む度にグゴゴゴゴゴ。

こんなになるまで乗った車は今まで一台もない。
しかし、車検も少しずつ近づき、とても惜しいのだが買い替えることにしたのだ。
今日、感謝を込めて洗車し、車内に掃除機をかけて下取り(僅かだが値を付けてもらった)に出した。

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わが家にドンピシャリだった車ダイハツミラ、たくさんの思い出をありがとう。
乗るたび楽しく幸せだった。







  1. 2018/06/09(土) 20:37:46|
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BIG1

このツーリング中に、購入から約19年経った愛馬CB1300(SC40型)のオドが3万kmの大台を越えた。

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ということは一年当たりの平均走行距離は僅か1600Kmだ。
ただ、シーズン中(毎年5月~10月とか)に限れば月平均270km弱は乗ったことになる。

中高年ライダーでも私の数倍乗るという人はざらにいるだろうが、CBを手に入れてからの10年間くらいは、
子育てもあったし、仕事も今よりずっと忙しく、乗れなかったのだ。

ヤマハGT50(ミニトレ)、ホンダエルシノア125、ヤマハDT125、同DT250、ホンダホーク400、
ヤマハRZ350RR、ホンダXLR250、ホンダVT250インテグラ、ヤマハJOGポシェ50、ホンダCRM90、
ホンダCB400SF、ヤマハアクシス100、ヤマハセロウ225、ホンダエイプ100、スズキスカイウエーブ250、
スズキST250、そしてCB1300。

40余年間で17台乗った(その殆どは数カ月から数年で手放した)のだが、
「万」の位のキロ数を乗ったのも、10年以上乗ったのもCBが初めてだ。
40歳で出会ったCBは、私のバイク人生の集大成なのだろう。

ここまで愛することができた要因は、
1.初体験の圧倒的なパワー(それまでは400ccまでしか知らなかった)
2.ホンダロードスポーツフラッグシップに乗る満足
3.超長距離でも疲れが少ない自分に合ったライディングポジション
4.共に走る仲間に恵まれたこと
そんなところか。

あまり乗らない他、常にガレージに入れていることもあり、愛馬はまだまだピンシャンしているが、
気が付けば乗る自分の方が結構な年齢になっている。
しかしまだ走れる。今回の下北行きでも若い同行者たちに大きな迷惑はかけなかったかと自分では思っている。

が、あとどれくらい乗れるのか。ま、それはある日突然「最早これまで」と悟るのかもしれない。
それまでは心配は横に置いて、楽しまないと損か。







  1. 2018/05/09(水) 20:06:48|
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下北半島一周ツー

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下北半島に行ってきた。個人的には二度目、23年ぶりくらいか。
前回(車での家族旅行)は行かなかった尻屋崎で寒立馬たちにも会えたし、
大間崎で噂のマグロにもありつき、仏ヶ浦、恐山と、ほぼ所期の一周が達成できた。

初日470km(寒河江⇒田名部)、二日目270km(半島一周⇒野辺地)、三日目420km(野辺地⇒寒河江)、合計約1200km。
長距離に加え雨と寒さの中のツー、なかなかきつい日、きつい時間もあった。
ここ数年、北海道初めあちこちにツーリングしているが、雨に祟られない時は滅多にない。
よくよく精進が悪いのだろう。

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が、また今回も無事に走り帰ってこれたこと、神仏に感謝します。





  1. 2018/05/07(月) 18:28:10|
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辞煙三年目

というと結構聞こえがいいが、それは「足掛け三年目」ということで、時間の量を正確に言えばまだ1年7カ月目だ。
とは言え、意志の弱い自分としては上出来の結果である。

辞煙スタートから一本も吸っていない。
健康恐怖(歯周病)が原因の辞煙だったため、禁断症状で苦しまずに済んだのがうまくいった原因だろう。
だから「禁煙」ではなく、「辞煙」なる自家製熟語を使っている。

「まあ、この先もずっと続けられるかどうかはわからないけどね」
と、昨年あたりまでは人様によく謙遜、いや、辞煙が敗れた時の「予防線」を張っていたのだが・・・

時間が経つにつれ、殆どその心配が要らなくなってきた。
辞煙開始以来たまにあった「今吸ったらうまいだろうな」という気持ちが、気が付けば全く無くなっている。

また、段階値上げで間もなく一箱500円になろうかという高額嗜好を再び始めるには最早小遣いがきつい。
私は概ね日に一箱近く吸っていたから、ひと月なら1万数千円、一年なら10数万円かかる。

とどめは喫煙環境の変化だ。辞煙開始後の僅かな間にも、この社会は益々喫煙しづらくなってきた。
どこか野原か山奥にでも行かないと、憚りなく喫煙することは出来なくなりつつあるのではないか。

ならば今流行りの各種加熱式タバコに切り替えれば社会は許してくれるかというと、そうでもなさそうだ。
公の機関が「紙巻ほどではなくとも無害ではない」という分析・研究を蓄積しつつあり、加熱式タバコの未来は明るいばかりでないのは諸賢ご存知の通り。

自分が長年の常習者だったから、現喫煙者の苦渋はとてもよくわかる。気の毒という他ない。
歯科医の先生に感謝すべきか。





  1. 2018/02/08(木) 14:53:27|
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削除完了

冗談抜きで一年がかり。四千数百記事はさすがに強敵でした。
わが人生中、12年という小さからぬ期間を占めたブログ。このほど削除完了。
膨大な「紙にプリント」分と、電子データでの保存も完了。

長い間に頂いた拍手、コメント、ご訪問に改めて御礼申し上げます。
ローペースなアップロードになりますが、今後ともよろしくお願い申し上げます。

  1. 2017/12/23(土) 17:04:58|
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創業大正元年 四代目店主

Author:創業大正元年 四代目店主
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