呉服・和装・印伝 山森呉服店掲示板

お陰様で創業106周年。店主エッセイが多いかな。

高野山②(金剛峰寺・三昧院)

見どころ一杯の壇上伽藍を後にし、次は金剛峰寺(こんごうぶじ)に向かった。
広い高野山だが、移動の基本は徒歩だ。まだまだ先は長い。

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金剛峰寺正門。32年前の夏、入らないでしまった所だ。
今回はちゃんと拝観料を支払って本堂にも入る。

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とにかく美しい。精神がピリッと張り詰める美しさだ。

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2千人分のご飯が炊ける竈とか。今は使われていない。
ここには豊臣秀頼が秀吉から死を賜って自刃したという部屋もあった。
南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏。

ここでは茶菓まで馳走になった。お金を払って入堂するとしないとでは体験が全く別物になるのだ。

拝観を終わり、三番目の目的地「奥の院」に向かって歩き出すと、世界遺産の寺院の看板を見つけてしまった。
寄らざるを得ない。三昧(さんまい)院である。多宝塔の御開帳というタイミングが我々の背中を押した。

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塔内には実に柔和なお顔をした仏様が五体おわしました。撮影禁止。

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ここは壇上伽藍や金剛峰寺と異なって拝観客は少なく、静かに時間が流れていた。






  1. 2015/10/31(土) 21:29:00|
  2. 店主の日記
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高野山①(壇上伽藍)

先週の社員旅行の主たる目的地は和歌山県高野山。
第一日目はひたすら800km超の移動あるのみだった。(期せずして明日香村に立ち寄れるおまけがあったが)

第二日目朝、高野山の手前30数キロの奈良県五條にとった宿から出発。
R371に劣らない酷道R370とR480を延々登って一時間ほどで高野山着。

勝手に、広い高野山の三大観光スポットを①壇上伽藍、②金剛峰寺、③奥の院と決めつけ、
壇上伽藍道路向かいのたった一台分空いていた無料駐車場に車を滑り込ませる。ラッキー。

ということで壇上伽藍から9時ちょうど参拝・見学スタート。

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金堂。80年ぶりのご本尊御開帳。このためにここに来る決心をしたようなものだ。

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こうしてご本尊とつながっている紐を握る。

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このお堂の

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何本か出ているこの棒を幾人かで回せればいいのだとか。

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唐土で修業中の空海が日本に向けて投げた三鈷(さんこ:密教の道具)が海を渡ってこの松に引っかかったとか。
この松には珍しい三つ葉があり、拾えればラッキーなのだとか。妻はバンバン三つ松葉を拾っていた。
本当に珍しいのか?

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根本大塔。中には空海が衆生に仏法がわかりやすいようにと考えた3D曼荼羅の世界が広がっていた。
中は撮影禁止である。ご興味のある方はお調べ下さい。それはそれは、圧倒される世界が広がっていた。

ちなみに、お笑いコンビのスリムクラブさんがここを取材しているテレビ番組に私がもしも写っていたら、
他人の空似ではありません。私です。

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この壇上伽藍だけでなく、高野山全体に美しい紅葉が広がり始めていた。





  1. 2015/10/29(木) 22:06:20|
  2. 店主の日記
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稲荷森古墳

に行ってきた。
南陽市赤湯だから、高速を使わずとも一時間で行けた。

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このわが県唯一の、それも大きな前方後円墳を訪れるのはこの齢になって初めて。
嫌いでない割には怠慢というか不勉強というか・・・

前方後円墳は八日前にも間近に見た。明日香村の天武・持統陵だ。
が、地元でこんなにきれいな、整備されたものが存在していたとは驚きである。

この7月、次女の仕事の運転手をした時にやはり初めて立ち寄った、川西町小松の「天神森古墳」は「前方後墳」だった。
また、10年も前に訪れた山形市菅沢の丘の古墳は「円墳」だった。

やはり古墳は個人的には「前方後円墳」が最も古墳らしいと感じてしまう。
小学校の社会の教科書に、仁徳天皇陵の俯瞰写真などが載っていた影響か。

しかし昭和55年に国指定史跡になったこの古墳、見事にきれいな陵だ。

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全長96メートル、後円部直径62メートル、同高さ9.6メートル。
4世紀に造られたと推定される県内最大、東北6位、日本海側北限の前方後円墳。
土豪の王(首長)の墓ということだ。

それにしても発見が昭和9年とは不思議な気もする。
また、まだ発掘調査が為されていないのか、内部はよくわかっていないとのこと。
しかし先日訪れた石舞台古墳のような「石室」は無く、木の棺がそのまま埋められたらしい。

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↑ 後円部頂上からの前方部

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↑ 後円部頂上の広場   目前に赤湯小学校が見える。


山形菅沢の円墳は小さく、川西小松の前方後方墳は木々に覆われ低く・・・
稲荷森ほどはっきりきれいな地元古墳は無いのではないか。
ただただぶったまげた。関西に行かずともこんなににすごいものが見られるのだ。

朝廷に恭順済みだったと思われるわが郷土の土豪は、平城京造営のずっと前の朝廷に憧れを抱いていたのかな。
岩手の蝦夷(えみし)、阿弖流為(アテルイ)の乱は、この墳が造られてから3百数十年も後のことである。





  1. 2015/10/26(月) 20:53:42|
  2. 温故知新
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酒船石(さかふねいし)

18日夕刻、石舞台に続き酒船石も訪れた。
石舞台からわずか1.6キロ。暗くなってきたので急ぐ。

とても広々とし、駐車場や様々な施設が整備され、観光客も数多かった石舞台と比べ、
ここは全く人気のない丘の竹林の中にあった。


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石舞台と並んで長年想像し憧れてきた、この謎の石造物と夕暮れの中対面した。


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何のために、誰が作ったのか。馬子か。またどのように使われたのか。
本当に酒を造るのに使ったのか。それとも馬子の庭園設備の一つだったのか。


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明日香の日は暮れた。
すぐ近くの、実にきれいな前方後円の天武・持統合葬陵を横目で見ながら宿へ急ぐ。

予定外の二大寄り道。思いがけない僥倖。とても嬉しかった。




  1. 2015/10/22(木) 21:08:48|
  2. 温故知新
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石舞台古墳

18日夕刻、奈良県明日香村にある石舞台古墳を初めて見てきた。



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ポール・マッカートニーやKISSの時と共通する、
「生きている内にこの目で実物を見ることができるとは」という、強い感動を覚えた。

諸説ある中、当時のこの辺の大豪族蘇我馬子の墳墓というのが最も有力とか。
古墳時代の土木・建築技術と権力者の力、想像を絶するものがある。





  1. 2015/10/21(水) 22:42:15|
  2. 温故知新
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真田への旅 真田町

只今思案中
  1. 2015/10/07(水) 22:24:34|
  2. バイク
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真田への旅 小諸城址

この記事のカテは「バイク」にしたらいいのか「歴史」にしたらいいのか。
さて9月19日のつづき。

20数年ぶりの長野県。軽井沢を後にし、渋滞に悩みながら上田を目指し、途中の小諸(こもろ)城址に立ち寄る。
全くの予定外行動だが、早朝に出発し、まあまあ順調に進んだからこそ出来たことだ。
予定外と言えば横川宿散策もその通りだったが。

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立派な石垣が残っている。

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何より、巧みに天然の地形を利用した築城に驚く。
こんなに深い谷が空堀として利用されている。

まあ、どこの城(殊に戦闘を前提としたもの)も地形を利用しなければ、築城の費用と労力と時間が大変なことになる。
当たり前と言えば当たり前。

小諸城址


こういう城と比べ、例えば身近な寒河江城や山形城、先日訪れた長瀞城などの平城(ひらじろ)にはまた別の感慨が湧く。

この城も城主の変遷が目まぐるしく、ここでの記述は割愛します。
ご興味をお持ちの方はどうぞお調べ下さい。

そもそも立派な城だったこと、今も立派に整備され、古(いにしえ)を想うことができる城であることを記して小諸城については終わり。





  1. 2015/10/03(土) 16:22:36|
  2. バイク
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佐藤達也 四代目店主

Author:佐藤達也 四代目店主
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