呉服・和装・印伝 山森呉服店掲示板

お陰様で創業106周年。店主のエッセイもたまに。

県・公立高志願倍率2016

が先週発表された。受験するすべての子供たちに胸躍る、輝く春を迎えて欲しい。
ところで今年に始まったことではないが、異様な数字に目を引き付けられる。

低志願倍率の一例。
最上地方A高のA1分校は、定員40人、内定0に対し志願者22人、倍率0.55。(以下同順)
同地方B校のB1分校、定40、内定0、残り20に対しなんと2! 倍率0.1

置賜地方のC高は定80、内26、残り54に対しなんと5! 0.09!
庄内地方のD高のD1分校は、40、0、40に対し20で0.5。

同地方のE水産高やF農業高も一部の学科を除き0.26~0.4といった数字が並んでいる。
募集定員に対し、志願者が半数に満たない年が二年続くと、以後募集停止になるというルールを最近知った。

このままでは近い将来に地域唯一の高校が何校もなくなる可能性が大きい。
小学校がなくなるのも大変だが、高校がなくなるのも地域にとっては大変なことだ。

過疎地域の活力低下が更に加速する要因になると思う。
人口他、今の所まずまずのわが市だって、数十年という長い目で見れば危うくないか。






  1. 2016/02/29(月) 17:27:44|
  2. 時事
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うきたむ風土記の丘

温故知新病か。
今日の定休日、向かったのは高畠町「うきたむ風土記の丘考古資料館」。

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初訪問だ。
縄文と弥生中心の資料が展示されていた。
先週の衝撃的な「地底の森」と比べ地味目の資料館だったが、それでも初めて知り得たことは少なくなく、
その結果、南陽市梨郷(りんごう)や川西町下小松の古墳群など、またまた行きたい所が増えてしまった。

館の前には阿久津古墳(復元)があり、

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数分歩けば阿久津八幡があり、

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更にその隣の郷土資料館は

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残念ながら休館中だったが、またまた休日の数時間を楽しむことができた。
ここは寒河江から50kmちょっと。高速を使わずとも一時間強で行ける。


さて、「うきたむ」。今日訪れた資料館の聞き慣れない名前。
場所柄、山形県民なら想像がつくかもしれませんね。私もうっすら予想しながら訪れましたが当りでした。
以下、資料館のパンフレットから。

「うきたむ」とは・・・
現在我々が「おきたま」とか「おいたま」と呼んでいる置賜(米沢を中心都市とする山形県南部の地方)のルーツを探ると、
「日本書紀」(持統天皇3年:西暦689年編纂)に書かれている「陸奥国優嗜曇郡」にたどりつきます。
「優嗜曇」をなんと読むか。「うきたむ」とする説をアイヌ語に求めることができます。



ということなのだが、
残念ながらアイヌ語辞典を調べても「UKITAMU」はない。固有名詞(地名)か。
また、「優嗜曇」を私は「ゆうしどん」としか読めない。話にならない。
誰かに教えてもらわないと。




  1. 2016/02/28(日) 21:36:09|
  2. 温故知新
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掛軸調査開始

いよいよ年寄り臭くなってきたか。
このブログ、「山森爺の独り言」とでも改名しようか。

4年前の自宅解体・仮住まい引越し以来、ずっと気になっていた我が家の掛軸を遂に開き始めた。
「(酒井)抱一」だの、ものすごい画家の軸もあったが、それは残念ながら印刷物を表具したものだったり、(当たり前だ)
5代前のばあさんの坐像とか、

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肉筆なのだが「雪斎」とか「松堂」とか、盲には値打ちが有るのか無いのかもわからないものとか。
でも、今日開いた6、70本中20本ほどの中に、「おや!」というのが一つ見つかった。


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対月軒曾岳。江戸後期の現大江町の画家である。

残り三分の二の数十本を調べるのが楽しみである。
たしか「柿本」も一本あったと思うのだが、さてどうか。




  1. 2016/02/27(土) 20:30:46|
  2. 温故知新
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鬩(せめ)ぎ合い

経営再建を目指すシャープさんは、なんと!
台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業さんの傘下に入るというウルトラC手法を採ることにし、
先ごろから交渉を続けてきたのは皆様ご存知の通り。

「我が国が誇る世界的大企業がこんなことになるとは!」なんて嘆いてばかりいられない。
万が一完全にバッタリ倒れたら、数多い従業員、取引先に甚大な影響を齎してしまう。
生き延びるためにはあらゆる手法を検討しなければならない。

といって、シャープばかりでなく、国としても機密性の高い、流出させたくない技術までは鴻海に渡したくない。
だから、今回の縁談は途中で止まったりもした。これだけの大事、紆余曲折があって当然だろう。

だが今日午前、遂に双方合意に達したというニュースが流れた。
と思ったら!今夜になってまたニュース。



鴻海は、シャープから新たに重要文書を受け取り、
「内容を精査する必要があり、双方がこれについて合意に達するまでは買収契約を見合わせる」
との声明を同日夕発表した。

鴻海、シャープ双方ともその内容を明らかにしていない。
シャープは25日午前、取締役会を開き、鴻海傘下で経営再建を図ることを全会一致で決議したばかり。

両社の交渉期限は29日で、同日までに契約を結ぶ必要がある。
鴻海は声明の最後に
「早く内容をはっきりさせ、今回の取引が円満な結果をもたらすことを期待する」とした。 






うーむ!最後の最後までどうなるかわからない。
今夕のこの出来事はシャープの大和魂か、はたまた第三者の肝煎りか。あるいは両方か。

いずれにしてもわが国の数ある巨大企業で初めての非常事態だ。
私がシャープさんの社長だったり、日本国の総理大臣だったら・・・

あなたなら?


それともうひとつ。「経営再建」という言葉。
実業界の端っこに身を置くようになって30数年。

何度も何度もその言葉を聞き、そのありようを身近にも何度も見てきた。
他企業の傘下に入って「再建」。

その多くの場合、「再建」は美辞麗句と感じた。「再建」でななく、現実は残念ながら「○○」だ。

でも・・・ それでも・・・ 「死ぬ」よりはマシなんだろうなあ。






  1. 2016/02/25(木) 21:14:06|
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公侯伯子男

さてまた勉強。この世は知らないこと、調べないでいることで溢れている。
今日は「爵位」について少々。以下、あちこちからちゃっかり。



爵位とは貴族の称号を序列化したもので、国家が賦与する特権や栄典の制度。
中国やその影響圏における爵位は、古くは周代から諸侯の封号として授けられ、その慣行は清代まで続いた。

また近代日本の華族でも用いられた
五爵、五等爵、公・侯・伯・子・男(こう・こう・はく・し・だん)ともいう。

有爵者への敬称は「閣下」または「卿」。
天から授かった「天爵」に対し、爵位や位階を「人爵」という。

君主の称号を爵位とするかどうかは、その国の伝統や文化、考え方によって差異がある。
日本の天皇の場合、爵位を授与・認定する主体であり、受ける側ではない。

隋では筆頭は「国王」だが、それを与えるのは皇帝であり、皇帝は爵位を受ける側ではない。
一方、「王爵」「帝爵」という言葉もあり、「王」や「皇帝」といった君主の称号も広義では爵位の一種とすることも。

中国の場合、皇帝が朝貢国の君主に「国王」を認定することがあり、その場合は「国王」もまた皇帝の下の爵位のひとつといえる。
欧州では歴史的事情から公国、大公国、侯国といった名称の国もあり、有爵者が君主や国家元首とされている。
このように、爵位が君主号の役割を果たす場合もある。

今日、いわゆる共和国ではもちろんだが、君主国だったフランスや現君主国である日本などでも貴族・華族制度が廃止され、爵位を定めない国もある。
それでもフランスなど、一部では慣習として爵位を私称し、継承し続けている旧貴族層も存在する。

尚、自国に爵位制度が存在するしないに関わらず、外国の爵位が贈呈されるケースもあり、特定の国に利益をもたらした人物にその国から爵位が贈呈される場合もある。
また、寄付により爵位を贈呈する国や自称国家もあるが、その中には詐欺まがいのものもある。



ははー。わかったようなよくわからないような・・・
ちなみに戦前まで我が国に存在した有爵者はというと、

公爵:九条道孝 鷹司熙通 二条基弘 近衛篤麿 一条実輝 徳川家達 三条実美 島津久光 毛利元徳 島津忠義

侯爵:醍醐忠順 浅野長勲 徳川茂承 蜂須賀茂韶 西園寺公望 佐竹義堯 細川護久 鍋島直大 山内豊範 前田利嗣 徳川篤敬 黒田長成 徳川義礼 木戸正次郎 大久保利和

伯爵: 三条西公允園基祥 松平茂昭 四条隆謌 津軽承昭 井伊直憲 松平頼聡 冷泉為紀 正親町実正 伊達宗徳 上杉茂憲 柳沢保申 万里小路通房 前田利同 中御門経明 酒井忠篤 姉小路公義 南部利恭 

子爵:谷干城 曾我祐準

以上、一例。やはり公家様、大名様がほとんど。
全く御維新前千数百年前の位階システムの伝統継承のように感じるが、ある意味では大事なことだ。

あなたはどうお感じになりますか?






  1. 2016/02/24(水) 21:42:42|
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地底の森ミュージアム

定休日のきのう、仙台市長町にある遺跡に行ってきた。
昨年その存在を知った時から機会を窺っていた所である。


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いつもは精々千数百年こっちのことばかり見聞きしているが、今日はいきなり2万年前にぶっ飛んだ。
旧石器時代である。


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これはすごい。半日あれば楽勝で往復できるところにこんな場所があるなんて。
本当に地底にあり、2万年前の仙台平野の地表を見ることができた。

興味深い展示物もあり、非日常的でエキサイティングな大空間。
まだの方には是非一度訪問をお勧めします。





  1. 2016/02/21(日) 21:13:20|
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光栄

ある方のお取計らいで、その道の第一人者の先生と親しく会食させて頂くという、思いがけない機会を得た。

尊敬する、雲の上の大先生である。
生きておればこんなこともあるのだ。

「その道」とは、私がここ数年、生業以外で最も強く惹かれているものの一つである。
強いて例えれば、サー・ジェイムズ・ポール・マッカートニー様と同席ししたような、そんな感じだ。

先生は穏やかで真面目で優しい紳士だった。
これからもお健やかな日々を過ごされ、一冊でも多くの著作を出して下さるよう願う。

先生の三冊の著作のお蔭で、私の無いに等しい貧しい視野が劇的に広がった。
出会いに感謝しなければならない。

先生と初めて、面と向かってお会いしたのは二、三カ月も前のことだが、
そのきっかけを与えて下さったのはまた別のもう一人の先生のお蔭である。

これをお読み下さる皆様にはやや抽象的な文章で大変申し訳ないのだが、
私は今日の光栄と喜びを書き留めずにはおれない。






  1. 2016/02/20(土) 20:51:06|
  2. 温故知新
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改めて

呉服と和装の仕事に携わり、ほとんどそればかり考え、走り回る毎日。
呉服屋なのだからそれは当たり前のことなのだが・・・

しかし頓(とみ)にこの10年20年はご同業が減った。
それはそうだ。呉服や和装品の需要が減り続けているのだから。

業績の低迷、経営者の高齢化、後継者不在・・・
真面目かつ不可避の理由での廃業ならば、全くやむを得ないことと思う。
斯く謂う当店だって、永遠に営業を続けることはできない。

それにしても、気が付けば「この町にご同業は何軒あるのだろう」という激減である。
だから、「自分は出来る限り頑張らねば」と思っている。

減ったとはいえ呉服・和装の常用ユーザーは少なからずいらっしゃる。
また「呉服屋には数年に一度しか用がない」という方もたくさんいらっしゃる。

数年に一度でも「行ける呉服屋」、「まだやっている呉服屋」がなければお困りになる方は大勢いらっしゃるのだ。



ところで過去、我々多くの呉服屋は多くのユーザーに無数の呉服・和装品を供給してきた。
それらの品々はユーザーの方々の箪笥に保存され、時には引っ張り出されて慶弔他に使われる。

その結果、しみ抜き、寸法直し、仕立て直し、染替え、各種改造、買置き反物・洗張り反物の仕立など、様々な必要が生じる。
そんな時はそれを購入した呉服屋に相談・依頼するのが自然なのだろうが、
残念ながら購入した呉服屋が無くなっていた、というケースが激増している。

なので、昔から言い続けていることがある。
改めてもう一度。

呉服・和装のことなら、呉服新調ばかりでなく
他店様お求めのものでも、どんな小さなことでも、ご遠慮なく当店へご相談下さい。

当店はあなた様のお役に立てる能力と実績を持っています。



  1. 2016/02/18(木) 21:55:15|
  2. きもの・和装
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文明開化

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いまや、コンビニのマルチコピー機から希望の楽譜が買える時代なんですね。
びっくりです。

ちなみにこの曲(A3一枚)は360円でした。






  1. 2016/02/16(火) 16:14:41|
  2. 店主の日記
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仏事と吹奏楽と

きのう午前は祖母の17回忌と祖父の37回忌(←一年前倒し)法要。
といっても参列可能な家族3人で菩提寺本堂に参内し、住職様にお勤めをして頂くのみの所謂「上げ法事」だが。

それでも祖父母を想う特別な時間を過ごすと心が安らぐ。
住職様に感謝。

ところで礼服がきつかった。最も痩せた時に買うのは間違い。



午後は山形市南郊にある福祉施設に駆け付け、団の一員として出張演奏会に参加。
今回のメンバーは13人。決して多いわけではないが、先月の10人の演奏会と比べるとはっきり音が違う。


終わればもう3時。
まっすぐ帰宅せず、山形市内の妻の実家に立ち寄り、義兄と明るい内からビール。

帰宅。日曜の夜とくればもちろん「真田丸」。

また一つ、休日が終わった。




  1. 2016/02/15(月) 07:08:41|
  2. 店主の日記
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ヴァ、ヴァ、ヴァ!2016

かれこれ20年は、営業日昼食の多くを給食弁当のお世話になっている。
仕事や育児で今よりずっと忙しかったあの頃、昼食だけでもこれに切り替えた結果、妻は助かっただろう。

あれから20年。仕事量もだいぶ落ち着き、育児もとうに終わってしまった昨今、それでも弁当のお世話になり続けている。
妻が相変わらず楽だろうし、質素ではあるが毎回野菜が多く、他の栄養バランスもよくとれているからだ。

毎日そば、ラーメン、丼ものの出前とか、しょっぱく油っこいコンビニ弁当などを数十年食い続けていたら、今頃どうなっていたかわからない。

さて本題に入ろう。きのう2月12日金曜日の給食弁当。

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ヴァレンタインデーよりも二日早いのだが、土日は給弁注文休みの先が多いからとの判断だろう。
毎年ベストの日にこの小さなチョコが入っている。

こればかりではない。節分にはやはり小さな袋に入った少量の豆、冬至には小豆(あんこ?)付きカボチャ。
桃の節句には雛あられ。あとなんだっけ?




義理であろうが、挨拶代わりであろうが、いくつになっても女性から頂戴するチョコレートは嬉しい。
それも、思わず興奮して「ヴァ、ヴァ、ヴァ!」とどもってしまうほど嬉しい。

しかしどこの給弁屋さんでもやっているかもしれないとはいえ、この心遣いにはまた別な感銘を受ける。
日本人の精神というか特性というか、そんなものを感じるのである。





  1. 2016/02/13(土) 11:17:18|
  2. 店主の日記
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お問合せありがとうございます

拙ブログの古い記事をご覧下さり(多分拍手まで賜り)、お問合せを頂きまして誠にありがとうございました。
厚く御礼申し上げます。
お問合せの内容をもう一度よく考え、改めてここでお答え申し上げます。

数年前にアップした、印伝根付け」記事の写真をご覧になってのお問合せの可能性が大きいかと拝察致しております。
実はだいぶ前から印傳屋では「紺地の鹿革に赤漆の柄」の組合せの生産はお休みになっております。

従いまして、同社のブランドシリーズ「なごみ」(紺地に赤黒二色のトンボ)に似ていると言える「紺地に赤トンボ」の各製品も、残念ながら現在は生産されておりません。

また、「なごみ」シリーズには値付けのラインナップはございません。

そのため、この度はご希望の品をご用意できず誠に申し訳ございません。
今後とも当店の印傳屋製甲州印伝をご愛顧賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。





  1. 2016/02/13(土) 10:26:00|
  2. 印伝
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南部型染スマホケース

数年前から取扱いを始めた、盛岡の伝統工芸「南部型染」グッズ。
お陰様でじわじわとご好評を頂くようになりました。

で、ほとんどは手提げ他バッグ類なのですが、今日ご紹介するのはスマホケース。

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中央の残骸スマホのサイズは、巾64mm×高さ129mm。ディスプレイサイズは約4.3インチ。
なので、もっと大きなものも収納可能です。

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しっかりした裏地付き。

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手に持つ他、こんな使い方もよさそうです。

お買上げの際は「ブログ見た」とお声をお掛け下さい。
ご覧の在庫に限り税込4,990円で販売させて頂きます。

どうぞよろしくお願いします。





  1. 2016/02/11(木) 16:11:47|
  2. 商品紹介
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お粗末

ネットニュースから。

沖縄北方担当相、 「歯舞」を読めず


Oh! my God!







  1. 2016/02/09(火) 18:31:44|
  2. 時事
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ああ玉杯に花うけて

以下全文、ある頑迷固陋老人の戯言。



家族の一人がこの度、「LINE」なるSNSを始めた。
軽佻浮薄であり、唾棄すべき行為だ。身内からとは情けない。

そんなもの、愚か者や分別の付かない子供の不毛の玩具である。
プッ、ペッ。


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これは昭和初期に書かれた本。佐藤紅緑は、かのサトウハチローや佐藤愛子の父親だ。
タイトルの「ああ玉杯に・・・」は、旧制一高の有名な寮歌の歌い出し。

この本で著者は、青少年の活動(現在の映画)鑑賞や、飲食店への出入り、異性との交際は
低俗、悪徳、堕落、と胸のすくほどはっきり決めつけている。

時代に付いていけない老人は、それよりもっと低次元の事象に本気で抗う。
「LINE?へっ。百害有って一利無しだ!」と老人らしく決めつける。


(おわり)




  1. 2016/02/08(月) 21:37:20|
  2. 店主の日記
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印伝ブランドバッグ

印傳屋ブランドシリーズの一つ、「サパレイ」。

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この中の一つ №9709 (ボストン) 一点(新品)を、訳あって特別価格で販売します。(期日限定)

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一週間後の2月13日まで、本体価格28,000円(税込価格30,240円)とさせて頂きます。
(送料、振込手数料実費。山森ポイント無し。掛売・売切れご容赦)
詳細はお問い合わせ下さい。ご検討のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。




  1. 2016/02/06(土) 10:00:58|
  2. 超お買得・おすすめ品
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父の夢

全く記憶に無い父親の夢を、記憶の限りではこの齢になって初めてみた。

私が生まれた時から既に我が家に居なかったのか、生後何カ月かで居なくなったのか、
彼の話はほぼタブーだった我が家で育った私は、彼のことは何も知らない。

以前も書いたことがあるが、写真も見たことが無かったし、声を聞いたことも無いし、筆跡も見たことが無い。
彼の実家に行ったことも無いし、彼の親族と会ったことも無い。

だから、夢の中の彼の容姿は当然判然としていなかったと思う。顔を知らないんだもの。
ただ、肥満してはおらず、禿げてもおらず、なにやらスーツ姿の中年男性だったようだ。

状況はというと、例えて言えばディズニーランドアトラクションの一つ、トロッコに乗って猛スピードで進む、
あの地底の狭いトンネルのような所を父と二人、体だけで延々と滑り落ちていくような感じだった。

その間私は彼を大声で難詰し続け、可能な限り殴り続けようとしていたようだ。
しかし私のその責めはどうしてもある程度のインターバルがあり、彼はあまりこたえておらず、
冷静な感じで、私に何か語っていたように思う。

夢のことだから、今ここに書いていることは必ずしも正確ではないことを念のため書き添える。

そしてその夢はどの場面ともなく途切れた。




昨年の今頃、彼が数百キロ離れた所で90歳をちょっと越えてまだ元気で生きていることを人伝てに聞いた。
何であれ、彼に付いての情報を聞くのは初めてのことだった。

あれから一年。ひょっとすると彼はきょう未明、子の私に旅立ちの挨拶にでも来たのだろうか?
だとすれば元妻の所にも行ったろうか?

などと、とりとめのないことが今日一日、何度か頭に浮かんだ。




妻が日中、私に言った。
「あなた、夜中に哭いていたわよ。《えーん、えーん》てな感じで」





  1. 2016/02/04(木) 21:32:17|
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ボキャ不足

明日は節分。
毎年この時期になると、「恵方巻」なる昔は聞いたこともなかった食物の広告宣伝が溢れ返る。
ふっふっふ。そこで意地悪おやじは手薬煉(てぐすね)挽いて襲いかかろうとした。

はあ?丸かぶりぃ?

なにそれ?日本語?「かぶりつく」ならわかるが、「丸かぶり」?
私のボキャには無い。そんな言葉、学校で習ってない。納得いかないので私は一生使わない。

と、見得を切るつもりであった。ところが・・・


以下デジタル大辞泉から

まる‐かじり【丸×齧り】
[名](スル)果物などを切らずに、そのままかじること。まるかぶり。「トマトを―する」

まる‐かぶり【丸×齧り】
[名](スル)「まるかじり」に同じ。




他の辞書も調べたが同じようなものだった。
魂胆破れたり。我が貧しいボキャを恥じるばかり。





  1. 2016/02/02(火) 20:11:48|
  2. 気になる日本語
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お悔み2016.2

長らくお世話になっている方の御母堂様が亡くなられ、先程共通の仲間数人と共に顔出しに行ってきた。
御母堂様の長い御旅路、大変ご苦労様でございました。
また、御遺族様の長く手厚い介護に敬意を表し、心からお悔やみ申し上げます。

御孫娘さんが泣いておられたが、それはもちろんわかるが、この世はかりそめ。
いずれ親御、兄弟姉妹、配偶者、子や孫とも別れなければならない。

この世に生まれてきたのがそもそも奇蹟。この世に生きている方が魔訶不思議。
いわゆる寿命を全うされたと思われる旅立ちは、お祝に近いとも感じる時もある。

おのれより先に子が逝く不幸もある。
それと比べれば、子が親を見送ることが出来るのは、一つの幸いとも言えるかもしれない。

我々は別の所からここにやってきて、億千万人一人もれなくまたそこに還って行かなければならない。
だから、「家族や人様と仲良く、日々を一生懸命生きなさい」との檀那寺住職様の説教を思い出す。

南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏。





  1. 2016/02/01(月) 22:18:02|
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プロフィール

佐藤達也 四代目店主

Author:佐藤達也 四代目店主
呉服・和装・印伝専門店

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