呉服・和装・印伝 山森呉服店掲示板

お陰様で創業106周年。店主エッセイが多いかな。

大石田小さな旅②(乗舩寺など)

歴史民俗資料館から徒歩で二、三分の所に次の訪問地乗舩寺があった。
お目当ては釈迦涅槃像だ。

山門を入り、すぐ右手にそのお堂があった。
間口二軒あるかないか。

拝観料など要らない、望む者が堂の鉄扉を自分で開けて拝観するという、おおらかなものだった。
扉を開けると、格子越しに入滅時の釈迦の姿があった。全長二メートルほどか。

お姿を拝するなり、娘らはともかく我々夫婦は声を発しながら思わず跪いた。なまんだぶなまんだぶ。
有難かったのだ。何か不思議な力を感じた。年齢であろう。
まだの方は是非一度参られるといい。圧巻です。

そして、涅槃像お堂の隣には・・・

なんということ!茂吉の墓があった。
先生、ここにもおられましたか!

少々調べてみると、当然分骨だそうで。
斎藤家代々の墓のある青山墓地にメインの墓があるのだろう。
今度行ってみるか。

ともあれ、墓の前からしばし動けなかった。

大石田への数時間の小さな小さな旅。
私にとっては思いがけず大きな旅となった。

こんなこともあるのだ。知らないということは惜しいことだ。
行ってよかった。

そして、帰ってきてから知ったこと。
乗舩寺のほど近くにある浄願寺の山門は、なんと昨年ガスマン氏と登山した延沢城から移築したものだと。
そしてその浄願寺は、数百年前に開かれたわが檀那寺開祖の兄が開いた寺とのこと。

何もかもが何某かのつながりがある。
つまり人の世はの結構な割合で「縁」でつながっているのだ。

すごい。

(完)







  1. 2015/07/31(金) 15:55:42|
  2. 店主の日記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

私たちはさまざまな縁に囲まれているのですね。
温故知新。それぞれ意味があってそのようになったのでしょう。

歴史と伝統は学ぶものが多いです。
  1. 2015/08/10(月) 09:29:47 |
  2. URL |
  3. しらべる #-
  4. [ 編集]

しらべるさん毎度!

いつもお世話様です。
はい、おっしゃる通りと思います。
齢を加える毎にその感が強くなります。
これからも積極的に温故を続けようと思います。
ご指導よろしくお願いします。
  1. 2015/08/10(月) 10:18:21 |
  2. URL |
  3. おれ #-
  4. [ 編集]

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