呉服・和装・印伝 山森呉服店掲示板

お陰様で創業106周年。店主エッセイが多いかな。

公侯伯子男

さてまた勉強。この世は知らないこと、調べないでいることで溢れている。
今日は「爵位」について少々。以下、あちこちからちゃっかり。



爵位とは貴族の称号を序列化したもので、国家が賦与する特権や栄典の制度。
中国やその影響圏における爵位は、古くは周代から諸侯の封号として授けられ、その慣行は清代まで続いた。

また近代日本の華族でも用いられた
五爵、五等爵、公・侯・伯・子・男(こう・こう・はく・し・だん)ともいう。

有爵者への敬称は「閣下」または「卿」。
天から授かった「天爵」に対し、爵位や位階を「人爵」という。

君主の称号を爵位とするかどうかは、その国の伝統や文化、考え方によって差異がある。
日本の天皇の場合、爵位を授与・認定する主体であり、受ける側ではない。

隋では筆頭は「国王」だが、それを与えるのは皇帝であり、皇帝は爵位を受ける側ではない。
一方、「王爵」「帝爵」という言葉もあり、「王」や「皇帝」といった君主の称号も広義では爵位の一種とすることも。

中国の場合、皇帝が朝貢国の君主に「国王」を認定することがあり、その場合は「国王」もまた皇帝の下の爵位のひとつといえる。
欧州では歴史的事情から公国、大公国、侯国といった名称の国もあり、有爵者が君主や国家元首とされている。
このように、爵位が君主号の役割を果たす場合もある。

今日、いわゆる共和国ではもちろんだが、君主国だったフランスや現君主国である日本などでも貴族・華族制度が廃止され、爵位を定めない国もある。
それでもフランスなど、一部では慣習として爵位を私称し、継承し続けている旧貴族層も存在する。

尚、自国に爵位制度が存在するしないに関わらず、外国の爵位が贈呈されるケースもあり、特定の国に利益をもたらした人物にその国から爵位が贈呈される場合もある。
また、寄付により爵位を贈呈する国や自称国家もあるが、その中には詐欺まがいのものもある。



ははー。わかったようなよくわからないような・・・
ちなみに戦前まで我が国に存在した有爵者はというと、

公爵:九条道孝 鷹司熙通 二条基弘 近衛篤麿 一条実輝 徳川家達 三条実美 島津久光 毛利元徳 島津忠義

侯爵:醍醐忠順 浅野長勲 徳川茂承 蜂須賀茂韶 西園寺公望 佐竹義堯 細川護久 鍋島直大 山内豊範 前田利嗣 徳川篤敬 黒田長成 徳川義礼 木戸正次郎 大久保利和

伯爵: 三条西公允園基祥 松平茂昭 四条隆謌 津軽承昭 井伊直憲 松平頼聡 冷泉為紀 正親町実正 伊達宗徳 上杉茂憲 柳沢保申 万里小路通房 前田利同 中御門経明 酒井忠篤 姉小路公義 南部利恭 

子爵:谷干城 曾我祐準

以上、一例。やはり公家様、大名様がほとんど。
全く御維新前千数百年前の位階システムの伝統継承のように感じるが、ある意味では大事なことだ。

あなたはどうお感じになりますか?






  1. 2016/02/24(水) 21:42:42|
  2. 温故知新
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