呉服・和装・印伝 山森呉服店掲示板

お陰様で創業106周年。店主エッセイが多いかな。

自作スピーカー

多分2カ月以上も前、いつもお世話になっている飲食店のご主人が突然、「差し上げます」と小さなスピーカーユニットを2個下さった。
もちろん新品だが、丸裸のユニットである。こんなやつだ。


nfj_o219-f - コピー


ご主人は知ってか知らずか、オーディオマニア少年の成れの果ては目を輝かせた。
こんな小さなフルレンジは初めて見るが、アルテックと言えば昔からユニットの有名メーカーである。

おれ「ありがとうございます。しかしこれをおれにどうしろと?」
彼「ネットでこれ用のエンクロージャーキット(スピーカーの「箱」)が買えるんですよ。ご自分で作って下さい」

おおお!なんという世の中!そりゃそうだよなあ。
ということで探してみると、あった。


nfj_h55-f.jpg


40年前と違い、今は「マニア」には程遠いおじさんであり、ご主人はおれのことを少し誤解なさっている。
が、こうなっては作るしかない。

とはいえ歯は痛み、身辺(プライベート)には世間並の心配事が相次ぎ、なかなか40年ぶりのスピーカー自作は進まなかった。
ネットでエンクロージャーキットを買うのに数週間、
組立作業に手をそめるまでまた数週間、
完成させるまで更に数週間。

業を煮やしたご主人は途中、
「はんだとはんだごて持ってきました。お使いなさい」
「キットに付属のものよりずっと上等なコードを持ってきました」
と何度か私の尻を叩きにいらっしゃった。

なんでこんなに時間がかかったのか我ながらあきれるが、このほどやっと完成した。


P1010509.jpg

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自作ったって板はきれいにカットされ、穴は開いており、ターミナル部(裏側のコードを接続する)も完成されており、バカチョンキットである。

しかしやはり嬉しいもので、完成後はさっそく店のミニコンポにつなぎ聴いてみた。
極小口径フルレンジらしく、HiもLowもエンド出力は小さいが、反面まとまりのある音だ。
健気に、一人前に鳴り響く。

高校生の頃はろくな工具も持たず、合板のカットから自分でやったっけ。
バスレフダクトもその合板を切り刻み、穴をあけ、接着したものだ。
思えばよくやったなー。




ここまでくるとアンプも作ってみたくなったりして。






  1. 2016/12/11(日) 10:26:20|
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