呉服・和装・印伝 山森呉服店掲示板

お陰様で創業106周年。店主エッセイが多いかな。

浜の真砂①

きものには少し種類がある。TPOのことだ。

小紋(こもん)はおしゃれや茶席用。
江戸小紋は、背に縫い紋が一つ入ったりすれば準礼装。茶席にも。
紬(つむぎ)はいかに高額なものでもカジュアル(おしゃれ・普段着)用。
色無地(いろむじ)は慶弔両用の礼装。多くの場合背に抜き紋を一つ入れる。
留袖(とめそで)は既婚女性の第一礼装。色留袖はそれに準ずる。
振袖(ふりそで)は未婚女性の第一盛装。
喪服(もふく)はお葬式用。
訪問着(ほうもんぎ)や付け下げ(つけさげ)は相手方のお祝い事によばれて行く時に着る。

原則として袋帯(ふくろおび)は礼装で名古屋帯(なごやおび)はカジュアル。
ゆかたは素肌に着て足袋(たび)は履かない。単なる湯上り着。精々縁日や花火大会用。
留袖と喪服は(時に色無地も)、下に着る長襦袢(ながじゅばん)は白。色物はダメ。

礼装時は色物の半衿は使わない。白のみ。(白に刺繡は可)
男の礼装時(紋付きものに袴)は足袋は白。袴は縞。

地域や天候、主義主張・信念にもよるが、絽(ろ)のきものは7・8月用。
紗(しゃ)はそのほんのちょっと前後もOK。(6月下旬~9月初めとか)
単(これで「ひとえ」と読む。裏地のついていないきもの)は概ね5・6月と9月用。
袷(あわせ:裏地付きのきもの)は10月から4~5月用。

また、夏には夏用の長襦袢(絽・紗など。麻製もある)を着、それには絽の半衿を掛け、帯〆・帯揚は夏用のものを用いる。
小物ではあるが冬のものとは全く見た目が違うので要注意だ。


和装のTPOはたくさんある。

(つづく)







  1. 2017/02/01(水) 20:43:37|
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